
化学物質の恩恵が、
持続可能な社会と調和するために挑戦し続けます
令和元年10月、私たちハチオウは50期を迎えました。
今期の経営方針には、化学系廃棄物の処理会社としての、新たな方針を加えました。
それは、「化学物質の恩恵が、持続可能な社会と調和するために挑戦し続ける」です。
科学技術や産業の発展のお陰で、日本人の生活はとても豊かになり、また、とても便利になりました。
しかしながら、その豊かさや便利さのもう一方で、様々な化学系廃棄物が発生していました。これは、一般には余り知られていない現実です。
私達ハチオウは、公害問題が社会の重要課題であった昭和の頃より、東京都から許認可をいただいて、約50年に渡り化学系廃棄物の処理をしてきました。
公衆衛生や生活環境の保全が、これまでのハチオウの基本的ミッションです。
そして、化学系廃棄物処理の分野としては、この基本的ミッションは、これから先も変わることは「無い」と考えています。
これからの時代は、重ねて、地球温暖化対策、水環境や生物多様性の保護、資源循環など、地球規模の複雑な課題へも全体最適の視点で取り組んでゆくことが必要であり、環境も経済も共に持続可能である社会に向けた「チャレンジ」をしてゆくこととなります。
持続可能な社会に向けた科学技術や産業の発展にともない、これからも、化学系廃棄物の内容は変化し続け、またその処理技術や求められる管理システムも変化し続けることと予想しています。
私達ハチオウは、その変化に対応する事で、ものづくりや研究開発の現場と共に、新しい社会が求める課題へ、一つ一つ取り組んで参ります。
代表取締役社長 森 雅裕